鍼灸師これから目指そうとしている人

鍼灸師の資格を保有している人は、全国で約110,000人います。柔道整復師は約68,000人と少ないですが町を歩けば整骨院、鍼灸整骨院はよく見かけますが、鍼灸のみの院は非常には少ないです。なぜかというと 鍼灸治療の受給率5%と言われています。これはかなり低い数値です。ほとんどの方が体に痛みを感じたら、整形外科や整骨院に通院する方がほとんどだからです。 なので鍼灸院は開業して数年後には廃業となるパターンがほとんどです。その反面、鍼灸院で繁盛しているところもあるのも事実です。考え方、やり方、行動によって結果が変わってきます。

鍼灸治療のイメージ

悪いイメージ

  • 鍼は痛そう!
  • お灸は熱そう!
  • 服を着替えるのが嫌だ、面倒くさい。
  • 本当に効果があるか分からない。
  • 料金が高い。
  • 院に入りにくい。一人で行くのは怖い。
  • マッサージと比べて物足りない。

上記のような悪いイメージが受給率5%に止めていると私は考えます。

鍼灸治療が良いと思っている人のイメージ

  • 鍼灸治療で痛みが解消する。(自分自身が鍼治療が合っていると考えている)
  • 鍼、特有のひびきが気持ちい。
  • 西洋医学より東洋医学を好んでいる。薬を飲みたくない。

鍼灸治療を好んで受ける人は上記のように思っています。

鍼灸師の将来

初めて鍼灸院くる人の特徴は、はじめは病院に行き治らず、次に整骨院や整体に行き、そこでも治らないと最終手段で鍼灸院に来る感じです。 ここで、患者さんの悩みを解消できれば、次回も何かあれば鍼灸院が1番の選択肢に上がるはずです。この繰り返すことで受給率が少し上がると私は考えます。 鍼灸師は鍼灸治療が初めての患者さんをチャンスと考え、鍼灸の素晴らしさを伝えてほしいです。

学校では鍼灸師として生活していくのは厳しいと教えられてきました。鍼灸師の資格を取得しても他業種で働く人は非常に多いいです。ただ、鍼灸は何千年前から存在する治療法です。必要とされていなければ既に無くなっているはずです。しかしこの時代にも存在しているという事実があります。これは東洋医学が必要とされているからです。

これからの鍼灸は無限の可能性を秘めていると思います。受給率5%をどう捉えるかです。残り95%の方が鍼灸の良さをまだ知らいなだけで鍼灸業界はブルーオーシャンなのです。5%を鍼灸院で取り合うのではなく、受給率を鍼灸師達で上げていければ明るい将来が待っていると私は思います。

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この記事を書いた人

資格:柔道整復師、鍼灸師
経歴:整形外科勤務、鍼灸整骨院勤務、整骨院共同経営、鍼灸整骨院開業

健康のことや何気ない日常をブログでお伝えします。

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