鍼灸治療事例

慢性腰痛

80代男性

数年間、奥さんの介護をしていて腰に負担がかかり常に腰に鈍痛があるとのこと。湿布で対処していたが改善されず来院されました。

腰部に筋緊張が強く、股関節の柔軟性が低下していました。筋緊張緩和と血流改善のため鍼灸治療を行いました。刺激を入れるため鍼に通電させました。

肩こり

40代男性

コロナ禍で在宅ワークとなり、通勤時間が無くなり体を動かさなくなり、さらに長時間パソコン作業で肩周りの凝り感が辛くなり来院されました。

肩こり筋と言われている僧帽筋をはじめ首肩周囲の筋緊張が強く首の可動域も低下していました。肩首の筋の緊張緩和を目的に電気鍼治療をおこないました。

緊張性頭痛

20代女性

長時間、下を向きながらする仕事をしていて疲労が溜まってくると首肩こり感から頭痛が誘発するとのこと。頭痛は頭を締め付けられる感じの痛み。週1~2回は頭痛があり薬も服用している。

仕事柄、姿勢が悪く頭部が前方になり、さらに肩が内巻きが強い状態です。筋緊張を電気鍼で緩め、手技療法で肩甲骨~首の動きと、胸の筋肉の緊張を改善しました。

ばね指

70代女性

子供と同居し始めて、家事の仕事が増え指に負担がかかりばね指を発症。整形外科でリハビリするも改善されず来院されました。

長母指屈筋の緊張が強いので鍼治療で筋緊張を緩和させ、患部には炎症を抑えるため物理療法をおこないました。日常生活ではテーピング&サポーターで固定するようお願いしました。

五十肩(肩関節周囲炎)

50代男性

50肩を発症して数カ月経過し、肩関節が上がらず、仕事に支障がでるという事で来院されました。

発症して数カ月経過しているので炎症はなく、就寝時の寝返りで目が覚めることはないが運動痛がありました。肩甲骨周囲の筋の拘縮してしまい可動域が低下していました。筋拘縮の改善を目的に鍼治療をおこない。手技で肩甲骨の可動域と肩関節の動きを改善させます。肩関節周囲筋が共同的に働くよう運動療法も取り入れていきます。

椎間板ヘルニア(坐骨神経痛)

50代男性

左臀部から左足にかけて痛みが発症し、整形外科に受診したところ腰椎ヘルニアと診断。薬と湿布を処方され経過を診たが改善されず来院しました。

歩行や階段時に左臀部~左下肢に痛みが強く誘発する。血流改善を目的に神経の流れに沿って鍼治療をおこないました。この方は股関節の柔軟性が低下していて腰に負担がかかりやすい状態でしたので、手技で股関節の可動域の改善も治療計画にいれました。

こむら返り

70代女性

週に3~4回、朝の起床時にこむら返りになってしまい、ひどい時では痛みが1日中残ってしまうここもあり辛くて来院されました。

ふくらはぎ(下腿三頭筋)が硬く、足関節の柔軟性も低下していました。下腿三頭筋の筋緊張を緩和させる目的で電気鍼をおこない、手技で足関節の柔軟性を改善させ施術をおこないました。

変形性膝関節症

70代女性

飲食店の仕事で長時間歩行していて膝に痛みが出現し、整形外科に行き変形性膝関節症と診断され、ヒアルロン酸の注射と湿布で経過を診るも改善されず来院されました。

膝関節の曲げ、伸ばしに制限があり、しゃがみ込むのが困難でした。もも、もも裏、ふくらはぎの筋緊張があるため鍼治療と手技で股関節、足関節の運動療法をおこない膝関節に負担が軽減するよう施術をおこないました。

腰椎圧迫骨折の後遺症

60代女性

数年前に転倒し腰椎圧迫骨折してしまい完治したが、疲労が溜まると患部に鈍痛が出現してくるとの事で来院。

背中と腰の移行部に筋緊張があり、背骨の可動域が低下していました。腰、背中周りの筋緊張の緩和を目的に鍼治療しました。背骨の動きが悪くならなように自宅で出来るセルフケアをお伝えしました。

脊柱管狭窄症

80代女性

臀部から足にかけて痛みが発症し、整形外科に受診したところ、脊柱管狭窄症と診断。薬を処方され経過をみるも改善されず来院。痛みが強い状態だったので、初めは軽い刺激で鍼治療をしていき、症状が緩和につれて刺激量を増していきました。7回で通常歩行ができるようになりました。